色々なことがあった夏休みもいよいよ最終盤！
夏の終わり、二学期の始まり。ということで夏休み終盤のお約束ネタである宿題に忙殺される展開を折り込みつつも、今回はこの夏の間に起こった様々な変化や一夏の経験で得た各キャラの成長度合い。その集大成のようなものを感じられる回でもあったのかなと思います。作中で一年前との比較に言及するシーンもあったけど、ノーカン扱いとなった願いを叶える力に頼らず自力で頑張るところからも内面的成長が伺える。
自分をお世話してくれている親しい人達の名前を呼び始めたちあちゃんにしても、心身ともに健やかに成長して日毎に育っているのを感じられるし、この夏の間に初めての恋心を抱き、その自分の気持ちを自覚して伝わりきらなかったけどプレゼントを渡すところまでいったもんね。ゆに達がアッキーの思いを知り、敬愛するボスの為に行動する等、周りとの関係性も含めて二年目の下地が出来上がってきた感じ。
夏の間はちょっと影が薄くなりかけていた我らがアクムーも、人知れずに一人でコツコツ頑張ってアクムーランド建設の為に尽力していたことが明るみとなり、今回のシャトーにしても夏の間に彼女が築き上げてきた成果がお披露目されたと言うことも出来るだろうと。大事を成すには小事から。日々の積み重ねが、目の前にある小さなことをコツコツ頑張ることが大切なのです。
ちあちゃんという赤ちゃんの育児、夏休みの宿題、アクムーランドの建設、恋愛を含んだ人間関係、果てはアッキーお得意の理数系の学問。どれも一足飛びでは成し遂げられず（ゆめちゃん達も宿題だけは一日で終わらせてしまったが）、毎日の積み重ねの果てに結実するものである。夏のイベント期間での変遷を含め、一つの集大成と区切りを付けつつ次なる新展開への下地が出来上がったんじゃないかな。
一夏の経験が少年少女たちを大きく変える。一回り大きくなって少しずつ変わっていってるゆめたちが、新学期を迎えてこれらかどんな物語を展開してくれるのか。ゆめを中心とした三角関係は勿論のこと、ここから本格的に動き出しそうなアクムーちゃんの動向も含め、二年目であるみっくすのお話を楽しんでいけたら良いなと思います。
ちあちゃんが自分よりも先に朝陽の名前を呼んで対抗心を顕にするゆめちゃん可愛い。イクメンとして頑張る朝陽もちあちゃんにデレデレでしたし、ドリーミーメイトの皆も夢心地の気分に浸っていた見ていて非常に微笑ましい。だが、その気持も十二分に分かろうかというものです。ちあちゃんが最終的にどこまで立派になっていくのか。その成長する様を一日一日見守っていきたいところです。
