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ミュークルドリーミーみっくす! 第11話 「パーティやっちゃうにゅい!」 感想

ミュークルドリーミーみっくす! 第11話 「パーティやっちゃうにゅい!」 感想

ボスの誕生日を祝う為に奔走するゆに様たちが健気かわいい。

アクムー陣営だってたまにはワクワクキラキラしたっていいじゃない!ボスであるアッキーを思うゆに達の温かな心遣いと、自分の為に頑張ってくれたゆに達の気持ちを無駄にしたくないという思いを感じさせてくれるアッキーの立ち回りに双方の確かな繋がりを感じられて良い。立場上ゆめ達と敵対する間柄ではあるが、ゆめ達と同様にドリーミーメイトとパートナーの絆が確かにあるのです。

アッキー生誕祭ではあったけど出会ってからこれまでの間に、アッキーとゆに達との間に主従関係以上の友情が芽生え育まれているのが伝わってきたことが何よりも素敵。アッキーを祝う為に手を尽くして奮闘するゆに様たちは本当に健気で和むし、今回はそんな彼らを思いやるアッキーの人間味に溢れた一面に触れられたというのも大きかったと思います。

あんな可愛い幼女の形をしながらやることは容赦ないアクムーちゃんの介入により、ご破産になりかけたゆに様お手製誕生会。アッキーが今回ゆめ達に仕掛けたのもね。自分の為に頑張ってくれたゆに達の行為を無下にしたくない一心から出たもののように映ったし、超天才であるが故に常人とは少し感性がズレた人と捉えられがちなアッキーの年相応の面というか普通の人と変わらない感情というか。

飛び級はしてるけど今は中学生をやっているアッキーの一面を、誕生会や学校パートでの描写を交えて描き出していた回だったんじゃないかな。ゆに達が頑張って用意した誕生会がおじゃんにならず無事に終えられたことに安堵する。一方ゆにっちアビスを知らぬ間に埋め込まれたゆめ達側に、今度は懸念事項が降りかかる流れにはなったけどね。あちらを立てればこちらが立たず。

チアふるタイムでパワーアップして敵なし状態だった期間が続いてましたが物語は次の段階へ。アクムー側が対抗手段としてのパワーアップではなく機転を利かせて技の発動直後を狙って仕込みを行っていたのが興味深いところ。唯一悪しき気配を感じ取ってるちあちゃんの意は周りには伝わらず、この仕込みが今後どのように作用してくることになるのか気になるところです。

といい感じで今後の新たな展望を見据えての布石を打ったところで次回がまた実写回なので少しお預けを喰らう形になってしまいましたが。ここは再開をゆっくり待つことにしましょう。

大切な相手への思いやりや気遣いが溢れていたと言えば、どういう誕生日会にすべきか悩んでいたゆに達に、気づいてない振りをしてさり気なくヒントを出してくれていた杉山先輩のシーンもそうだよね。関係性として以前より物理的距離感は離れていても心は今なお繋がっている。今は互いに相手を思えばこそ意図的に一定の距離を保っているけど、どこかでまたおやびんとしてゆに様たちに接する杉山先輩を見たいな。

密かにおむつ交換の練習をしていたり、実際にちあちゃんのおむつを交換して喜んでいる朝陽くんの行動が微笑ましい。これもまた朝陽なりの気遣い心遣いの表れよな。これぞイクメンへの第一歩。前々回で初めての抱っこで一種の充足感を得ていた姿もありましたが、将来的に子煩悩なパパになりそうな予感しかしない。