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キラッとプリ☆チャン 第143話 「イメチェンさら様 ドキドキふわふわだパン!」 感想

キラッとプリ☆チャン 第143話 「イメチェンさら様 ドキドキふわふわだパン!」 感想

さらとあんなの尊き関係性にドキドキふわふわですわ。

素直な気持ちの解放!モフふわ好きでも揺らがぬさらの思い!

予告を見た時はさらとみらいをメインに据えた回なのかなと漠然と思っていたのだが、いざ見てみればあんなとさらの関係性を基軸にし、めるも含めたメルティックスターの尊さを押し出す内容で、不意打ち気味に繰り出されたあんさら描写にすっかりやられてしまったのである。さらのモフふわ好きが幼少期あんなのふわっとした可愛らしさにあてられたことに起因したものとかそれだけで反則すぎる。

架空の従姉妹らさこに扮したさらに対するあんなの肯定も良いよね。好きなものは好きで堂々としていて構わない。可愛らしいものに惹かれるのは悪いことでも何でもない。メルティックスターのメンバーの特性や性質上、それを打ち明けられないさらの心情をこういう形ですくい上げるのも素敵だし、関係性が深く仲睦まじ過ぎるが故に普段は言えないことも、こういう形でなら伝えられる。

リアルとバーチャルが交錯する。現実の拡張が土台になっているプリチャンランドの特質や三年目の物語とも符号するし、この辺りの気持ちの伝え方や通じ合いの見せ方が秀逸だなぁ。普段は隠しているけど本当の自分を解放出来る。クールな現実の姿とモフふわな仮の姿を交え、さらの内面に迫りメルティックスターの足跡を辿る素敵な回でした。

情熱的で可愛らしい赤いバラのあんなに寄り添う葉っぱのさらに惹かれて集った蝶のめる。最初に二人で演奏していたところにめるが加わったことでメルティックスターは始まったわけだが、そのバラに集約された三人の軌跡が本当に尊く何物にも代えがたいものであることを改めて確信させてくれたよ。やっぱりさら様はあんなに寄り添うナイトなんだなぁ。

たとえモフかわ好きでもあんなに対する一途な思いは揺らがない。その芯の強さや毅然としたところにさらの格好良さや魅力が詰まっているんじゃないかな。そんなさらの裏の面を知りつつ事の成り行きを見守ったみらいのスタンスも印象深かった。さら様ガチ勢が生まれる理由も分かろうというものよ。

白鳥アンジュのブランドのデザイナーとなったハクッCHO参戦

本編では暫く出番がなかったアンジュの再登場に先駆け、彼女のマスコット兼デザイナーになったハクッチョが先んじてプリチャンライドに来訪。ハクッチョの登場は来週の展開への橋渡し的な意味合いもあるのだろうが、彼女の登場により満を持して三年目の物語にアイランジュが絡んでくる下準備も整い、物語の熱量と期待は更に高まること請け合いなのです。

プリチャンアイドルとして未だ世界的権威であり一流でもあるアンジュが、憧れの七星あいらと同様にブランドを持つデザイナーとしての立ち位置も確立しつつあることを、ハクッチョの登場からも察せられたのではないかと思う。マスコットとしてご主人様を支え導く。ハクッチョもまたキラッチュ達と同様に仕えるべきご主人様の為に頑張っているのだなぁと。

どことなく見た目もアンジュにそっくりなハクッチョのアイドルマスコット形態。ですわんというどこかの高貴な人が聞いたら頭を痛くしそうな語尾を備えつつハクッチョとアンジュの活躍にも期待したい。アイランジュもさることながら虹ノ咲さんとだいあちゃんも来そうだし、何だかんだ一年目と二年目のラスボス格が集結する辺りにプリチャンの集大成が近づいているのを感じずにはいられないよ。