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キラッとプリ☆チャン 第114話 「お世話はおまかせ!プリたまGOだッチュ!」 感想

キラッとプリ☆チャン 第114話 「お世話はおまかせ!プリたまGOだッチュ!」 感想

プリたまGOを正しく使ってマスコットともっと親密な関係に!

プリたまGOを用いたコミュニケーションで更に深まる絆!

マスコットの性格や能力は日々のお世話によって変化する。某たまごっちを連想せずにはいられないプリたまGOの販促的な内容を絡めつつ、ご主人様に大切に思われ愛されているキラッチュやメルパンの姿を、改めて目の当たりにすることで、ラビリィの物語を本格的に動かす起点にもなっており、最後に現れたあの二人のことも含めて新展開への良い導入部になっていたかなと思います。

大切に扱い丁寧なお世話をしていくことで立派になっていくマスコットを見れば、親心が湧くとまでは言わずとも当然ながら愛着も湧きますし、手塩にかけて自分の面倒を見てくれるご主人様の為に、マスコットも自分に出来る精一杯のサポートで返してくれる。アイドルチームとマスコットの理想的な好循環がここに生じ、双方が互いを大切に思えば思うほどに絆は強固なものとなり昇華されていくのである。

日頃のお世話がマスコットのキャラ特性に反映されているというのも然り。ある意味で緩く適当なところもあるキラッツの特性は、キラッチュの自由奔放さに通じているし、自己研鑽を欠かさないメルティックの高潔さはメルパンの意識の高さに通じている。今回はえもの直情的な面とあんなの融通の利かない面に焦点が当たっていた気もするが、ご主人様であるアイドルとマスコットは表裏一体で結びついているのだ。

プリたまGOはその結びつきを確かなものとしてくれる有用なデバイスなのである。ご主人様が変わればマスコットも変わる。マスコットの変化や彼女らとの出会いが、ご主人となるアイドルを変えることもある。今は自分に自信がなく当て所もなくランド内を彷徨うラビリィが、自身が仕えるべき運命の相手と出会った時にどうなるのか。どのような変化が生じ成長を遂げていくことになるのか。

遂に帰還するあの二人とラビリィが出会う時に動き出す物語…となるかどうかはまだわからないが、確固たる自分の世界と価値観を有するあの二人との出会うことは、ラビリィにとって大きな刺激となり転機となるであろうことは間違いない。更に大きくなって帰ってくるリングマリィの二人とラビリィが織りなす物語。次回が本当に待ちきれない!

更に可愛く格好良く!リングマリィが満を持しての再登場!

ラスト数十秒で今回の話題をすべて攫っていった感のあるリングマリィの再登場。いや、本当に突然の再登場でインパクトも抜群だったんだけど、もしリングマリィの二人が最後に出てこなかったら個人的に今回の話はかなり薄味に感じていたかもしれないだけに、流石プリチャンただでは終わらないなと感心させられるばかり。今回ラビリィに見せる形で展開された数々のあれこれも、この二人が帰還するから新展開に向けた前振りとして機能するしね。

二年目序盤のメルティックスター同様におよそ一クール経過したタイミングでの堂々の帰還。自分たちを更に高めるべくニューヨークへと渡っていた彼女たちが、これから何を見せてくれるのか期待は高まる。より洗練されたであろうまりあとすずの可愛さと格好良さを見せつけて欲しいね!