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キラッとプリ☆チャン 第111話 「メルパン、アイドルできないパン!」 感想

キラッとプリ☆チャン 第111話 「メルパン、アイドルできないパン!」 感想

メルパンらしい楽しいライブを!

メルティックスターとメルパンの家族のような温かみある関係

アイドルマスコット化してもキラッチュと異なりライブすることを渋るメルパンを温かく包み込み、背中を後押ししてくれるメルティック三人の姿勢が良かったな~。自分がライブしたいという思いが第一義だったキラッチュとの対比もそうなんだけど、アイドルを応援するマスコットの意義を問われたキラッチュデビューに対し、普段マスコットの使命を全うすることを最優先に動いているメルパンを、他ならぬメルティックがアイドルとマスコットの関係ではなく、家族としてメルパンを見ていることが感じられたのが嬉しい。

確かな才能と実力がありながらも決して慢心することなく、より高みを目指して研鑽を積むメルティックを間近で見続けてきたメルパンなだけに、ロクに練習もしていない自分がライブをしてもいいのか、崇高なご主人様たちの顔に泥を塗るようなことにならないかと不安を感じる気持ちも分かるのです。ご主人様の日頃の努力とたゆまぬ姿勢を見ているからこそ容易にその舞台に上がることを良しとは出来ない。

メルティックスターはより完璧を求めるアイドルチーム。理想の姿を体現すべくいかなる苦労や労力も惜しまない気高きチーム。そのあんな達が末っ子にして妹のような存在のメルパンに一人で思いつめないこと、何より楽しみながら成長して欲しいと願っているのが堪らないのです。何故ならそれこそがメルティックスターがプリチャンアイドルとして活動する過程で学んできた大切なことだからだ。

見てくれているファンだけじゃなくやっている側の自分も楽しむこと。これこそがプリチャンの本懐である。また、ほんの些細な誤解からすれ違い一人で思いつめていたが故に再結成の際にあんなとめるの間で一悶着あったのがメルティックスターでもありました。メルパンへの大切な教えは、まさにメルティックスターのこれまでの軌跡が凝縮されたものになっている。

より高みを目指し常に優雅で完璧たれ。それがメルティックの理念であることは勿論なのだが、その上で自分たちが楽しみ楽しませることも忘れていない。末っ子メルパンを迎え入れるにあたって、プリチャンで最も大切にすべき前提というか大原則をメルティックが踏襲していることが改めて分かって良かったのです。優雅で完璧を求める中にある確かな温かみ。メルパンも含めてメルティックスターはファミリー!ということを存分に見せつけられた回でした。

自分らしさを出しつつ楽しむ!メルパン堂々のライブデビュー!

アイドルマスコット化した美少女メルパンが歌って踊っている姿はやはり素晴らしい。楽曲はキラッチュと同じでラビリィ含めマスコット専用曲になりそうな感じもあるけど、三人揃った時に真の完成形を見るタイプの楽曲のような気もするのでキラッチュとメルパンのデュオ、ラビリィも含めたトリオでお披露目になる機会があると良いなと思ったり。その時はノンシュガー復活ですよ。

まぁ信頼と実績のあるプリチャンなので後々各マスコット専用のソロ曲は絶対に投下してくれると思うので、来るべき日に備えて今はメルパンの『キラッとプリ☆チャンランド』を堪能することにするのです。