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ミュークルドリーミーみっくす! 第50話 「くるくるきっとくる~」 感想

ミュークルドリーミーみっくす! 第50話 「くるくるきっとくる~」 感想

沢山の素敵な思い出と楽しい時間をありがとう!ミュークルドリーミー大好きだ!

物語的に前回の終わり方が凄く綺麗な大団円だったので、今週は何をやるのかなと思いながら一週間を過ごしていましたが、アニメパートと一部いちなるパートを交えての振り返り回でした。各キャラのファッションや作中の主だった出来事を見直してみると、本当に女児アニメならではの王道の可愛さの中に、狂気じみた要素が絶妙なバランスでハイブリッドされた作風であることを改めて実感させられます。

今ではすっかり慣れてしまったんだけど、ミュークルドリーミーが始まったばかりの頃は、そのハイテンポなペースと圧倒的情報量で飲み込もうとする勢いに頭をすっかりやられて放心していたのです。初回の感想とかを見直すと我ながら狼狽えている様子がありありと出ていて、この二年という時間の中で耐性を身に着けつつもすっかりと狂気に染まりきった自分がいることを感じますなぁ。

二年目みっくすは実写回も増えたし、その影響もあって終盤も若干駆け足気味になっていた感じもありましたが、それでも当初この作品に期待した通り最後の最後まで明るく楽しく元気よくを地で行く内容で、本当に悪い子などは一人も登場することがなく、毎週楽しい気持ちにさせてくれる読後感ならぬ視聴後感の良い清々しい気分にさせてくれる作品でありました。

最終回だけど良い意味でラスト感のない。ここで終わりではなくいつまでも続いていくようなね。Cパートの雑な感じの締めも、実にミュークルドリーミーらしさに溢れる小気味の良い掛け合いでね。寂しさよりもこれで終わりかい!と思わずツッコミを入れたくなるようなオチに最後の最後まで楽しませてもらいました。

そこら辺は雑な割に一瞬の実写後のアニメパートのカットでゆめちゃん達と一緒にいちなる人形を描いてくれる気遣いと優しさがあるし。これでこそミュークルドリーミー!

少し前にはここたま等もありましたが、近年はプリキュアシリーズ、プリティーシリーズ、アイカツシリーズで固定されていた女児アニメ界隈。そこに王者サンリオ様が満を持して投入してきた新しいコンテンツということで、始まった当初の私個人も凄く期待していたのだけど、その期待に十二分に応えてくれたコンテンツだったと思います。願わくばもっと続いてほしかった思いは当然あるけど。

それだけにいつの日かまたこの素敵なキャラたちが織りなす楽しい空間に触れる機会があればいいなと。ジュエルペットシリーズのような展開でもいけなくはないと思うので、個人的に密かに期待しつつ感想を締めたいと思いまする。本当に色々な意味で充実した二年間をありがとう!本作が与えてくれた楽しい時間は絶対に忘れないよ。ありがとうミュークルドリーミー!いつまでも大好き!

ゆめちゃんの「じゃあ3年生になるぞ~!」という軽いノリから発せられた最後の一言に期待せずにはいられません。いや、本当に今すぐにでも3年生編を見たい思いはありますしね。桜井監督もまちカドまぞく2期とミュークルドリーミーみっくすの並行作業で本当に忙しかったんじゃないかと思いますが、まちカドまぞくの方も一段落して少しお休みした時にミュークルの復活とかどうでしょう?

プリンセスになったゆめちゃん達の使命とか朝ゆめの関係性の進展とかね!やることまだまだいっぱいあるし!ともあれミュークルドリーミーの皆がくれた希望ワクワク夢キラキラを胸に、一視聴者として期待しつついつでもオッケーな心構えをしておくので是非ともお願いしたいところである。本当にまたどこかで会えたら良いな~。