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キラッとプリ☆チャン 第122話 「激かわアイドル!?ライスエリアでてんてこ米ッチュ!」 感想

キラッとプリ☆チャン 第122話 「激かわアイドル!?ライスエリアでてんてこ米ッチュ!」 感想

新米アイドル激川ゆいさんがあらゆる意味で劇薬すぎた。

世界を激かわで染める!プリチャン世界でも色褪せない激川ゆいの存在感!

ゆいの登場とあって相応の覚悟を持って視聴したんだけど、それでも脳の処理が追いつかない程のキチ要素とカオスを凝縮した畳み掛けに、ある種の懐かしさを感じながらもすっかりやられてしまうのである。事前にある程度の心構えをしていてもこうなるのだから、激川となったゆいが持つポテンシャルも推して知るべしというものです。これに一種の心地よさを感じてしまうのは最早麻薬の域。

プリチャンから入った人は完全に置き去りにするするぜ!と言わんばかりの初見殺しのような回でもありましたが、プリパラとアイドルタイムを見ていた人にとっては随所に前作を彷彿とさせる要素が散りばめられていて、懐かしさに浸りながらも見返すたびに新発見があるご褒美回でもありました。カカシのショウゴ兄ちゃんとかハシビロコウ先輩やツルハシやクマになったらぁら等々ね。挙げ始めたらキリがない。

一方で真面目な話をするとあれですね。プリパラからアイドルタイムに移行したときに、新主人公としてシリーズと物語の新境地を切り拓いたゆいが、その開拓者魂をそのままに宿し、常に新しいことに挑戦し自らの可能性を広げ気高き理想を追い求め続けるメルティックスターと一緒にプリチャンを盛り上げてくれたのは嬉しい。新境地を恐れず夢や理想を求めて挑める気質。

夢見る力を持ち周囲を良い意味で巻き込み牽引する力を持つという意味で、ゆいとあんな達は似たところがあり、双方の波長が合うのも至極当然だったのかもしれない。ルルナの思惑とは別に今回メルティックがゆいの相手役として抜擢されたのも、そういう側面があってのことと私には思えたよ。炭水化物の中でも米大好きなゆいだけど、彼女らの開拓者精神を体現する意味で、農耕作業は必要不可欠のものだったのだ。いや、それでもカオスが全面に出ちゃうのは揺るぎない事実なんだけど。

プリチャンランドを盛り上げるという本来のルルナの本意に沿ったものではなかったかもしれないが、周りを自分のペースに巻き込みあらゆる意味で劇的な盛り上がりを演出してくれた激川ゆいの活躍に完敗、もとい乾杯。まりあとの意外…ではなく言われてみるとすんなり納得出来る親戚関係の判明などを筆頭に、懐かしさを感じさせつつもプリチャンの新たな可能性を切り拓いてくれた回でした。

ゲキかわは世界を救う!無事にプリチャン世界のみんなにもゲキ目を伝染させ、プリチャン内での地位を確固たるものとしてしまった我らが激川ゆい。引き続きドリーミーライスエリアに滞在することにもなったし、プリチャンを崩壊させない程度の活躍を今後も期待したい!

意外…ではなくすんなり納得出来た金森まりあと激川ゆいの親戚関係!

プリチャンでゆいが登場するという話を聞いたときから、本作では狂気の象徴でもある金森まりあとの絡みを見てみたいと思っていたのですが、今回両者の絡みがないまま終わるかと思っていたところでの唐突なカミングアウト!二人の親戚関係は最初こそ驚きがありつつも言われてみると納得というまさに作中で言及された印象そのままで、本当に自然と受け入れてしまうことが出来る感覚に陥りました。

かわいい派とゲキ目派の混ぜるな危険コンビの誕生。中の人繋がりで言うなら実質らぁゆいでもある二人なんだけどプリチャンでも無事に縁が結ばれたのである。金森家と激川家の正月の集いとか色んな意味で時空のねじれが凄まじそうでヤバそう。怖いもの見たさで来年の年始の回でこの辺りの発言が回収されることを密かに期待することにしよう。僅か数分のやり取りでこれだもんな。まりあとゆいの二人がメインの回とか来たら一体どうなってしまうんだ…。

プリチャン世界で蘇る激川ゆいのチクタク・Magicる・アイドルタイム!

やる気!元気!感激!寝起きこそないけどゆいお馴染みのフレーズから令和時代に蘇る懐かしの『チクタク・Magicる・アイドルタイム!』でテンション爆上がりでした。この後ソロの新曲もらえると良いなと思いつつ幸瀬なる店長も貰えてないのでどうなるか。アイランジュの七星あいらみたいな形でならあるいは…。

あと衣装に関してはアイドルタイムプリパラ時のゆいのマジカルスターピンクコーデがあまりに扇情的でえちえちすぎたのもあって、コーデの露出的な意味ではパワーが落ちたと言えるかもしれない。でも、あれは本作で言うところのサマーメイドコーデ並に反則みたいなところがあるから多様は禁物。何事も度が過ぎれば毒となる。うむ、ある程度の抑えもまた必要なこともあるだろう。決してやましい気持ちはないのです。残念な気持ちがあるのは事実だけどね!