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ヒーリングっど♥プリキュア 第9話 「ひなたのカワイイ大作戦!」 感想

ヒーリングっど♥プリキュア 第9話 「ひなたのカワイイ大作戦!」 感想

友達思いで真っ直ぐなひなたの行動が三人の距離を縮めていく。

友達の為に一生懸命になれるひなたちゃんの優しさ

のどかの思い出作りの為に奮闘する友達思いなひなたの優しさが心に染み渡る~。思い込んだら周りが見えなくなるくらい一直線。でも、それは裏を返せばそれだけそのことに一生懸命取り組んでいることの証でもある。考えなしのように見えて、ひなたはひなたなりの考えに基づいて行動しており、それは決して利己主義的なものではなく他人のことを思えばこその行動から来ている。長短は表裏一体なのです。

故に今回は良い部分も悪い部分の両面から平光ひなたという人物の掘り下げが行われていたなと感じる。自分のことは置いておいて、のどかやちゆの為に奔走し、楽しませようとする思いがひなたの根幹にあるからこそ、その気遣いや優しさが相手に伝わっているのだと思う。特にのどかにとっては下手な気遣いをせず、対等の友人として普通に見てくれているひなたの接し方が、本当に嬉しいことだったのだと。

考えすぎるあまりに逆効果なこともままあるもの。人を癒やし治す薬も使い方によっては毒にもなる。そこはバランスであり、例えひなたが直情的であってもちゆがいることで引き締まる。最初はギクシャクしていたひなたとちゆも、互いの人となりを知って主張するところは主張するし、弄るところは弄るようにもなってきた。チームの絆が更に深まる中で、互いに対する理解やチーム内での立ち位置が確立されたという意味でも、今回は大きな進展を得た回であったと思います。

心根が優しく困っている人を見たら放ってはおけない。自分のことよりも周りの人を優先しちゃうような分かりやすいひなたの優しさや、彼女なりの気遣いの心がそのままスルリと心の中に溶け込むような心地の良い回でした。のどかとひなたのやり取りも微笑ましいし、ちゆとひなたの互いに踏み込んだシーンにニマニマする。ヒープリチームの仲睦まじさを堪能させて頂きました。ご馳走さま!

あざと可愛い対決!?ひなたちゃんとシンドイーネさん

本作の可愛さ筆頭は譲れない!と言わんばかりに要所要所であざと可愛さをアピールしてくる平光ひなたさんとシンドイーネさん。初対面時からお互いに掴み合いの泥仕合を繰り広げた二人なので、既に浅からぬ因縁が生じているとも言えるのだが、お互いに特別な意識とかすることなく自然にあざと可愛さをアピールしてくるものだから堪らない。いいぞ、もっとやってくれ!

攻められると弱くなるひなたちゃんも可愛らしい

戦闘中にのどかから大胆な告白を受けて照れたり、ストレートな感謝の気持ちを伝えられて赤面したり、ちゆに自分の思惑を見抜かれてタジタジになったりと、今回のひなたちゃんはあざとさとは別の素直な可愛らしい姿をこれでもかってくらいに見せつけてくれて最高でした。普段はどちらかというと自分から相手の方に行って攻める方だと思うけど、攻守が逆転した途端に弱くなるのも愛おしい。

個人的にはちゆちーとひなたのやり取りが印象深く、互いに遠慮がなくなり自然体で接することが出来るようになっていて嬉しくなる。それに合わせて今まであまり見られなかった表情や言動も数多く表れ始めていて、ヒープリチームに対する思い入れも更に深まるのです。のどひなも、ちゆひなも素敵で妄想は加速するばかりなり。やっぱり女の子同士っていいものだって改めて噛みしめることが出来たよ!