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アイカツプラネット! 第25話 「SWEET MEMORIES」 感想

アイカツプラネット! 第25話 「SWEET MEMORIES」 感想

アイカツプラネットの制作舞台裏エピソード!

こういうメイキング映像や役者さんの裏話的な撮影事情を見聞きすると作品やキャラクターに対する思い入れも一層増しますなぁ。実写とアニメの融合。役者さん自身が表舞台というか映像の中に映り込む本作だからこそ、役柄に影響を受けて物語の進展と共に少しずつ変わっていったり、実際の自分とは真逆の役柄を演じる難しさと向き合う姿もより映えるというか。

特に印象に残ったのが舞桜を演じた伊達花彩さんと、明咲を演じた宇野愛海さんの真逆の対極性、そして本作が始まる前から交流があった愛弓を演じる瑞季さんと明咲役の宇野愛海さんの関係性ですね。作中設定では新人のハナが現実の方の伊達花彩さんだと歌唱やダンスが得意であり、逆に作中不動のトップだった明咲演じる宇野愛海さんが歌とダンスが苦手という対照的な在り方になってたのが興味深い。

本作の出演前から交流のある瑞季さんと宇野愛海さんの二人がライバル役を演じることになったのも運命的なものを感じずにはいられませんでしたし。その辺りの事情含めての起用だったのか否かはわからないが、そういう事情等も踏まえた上で見直すとまた違った印象を受けそうで味わい深い。役者さんの変化が目に見える形で表れる媒体だからこその醍醐味を感じることが出来ました。

撮影に関してもこのコロナ禍という特殊過ぎる最中。まして去年の夏頃はコロナ初期で世間的にも今の比じゃないくらい空気がピリピリしてただろうし、前例がない事態なだけにこのメイキングの中だけでは計り知れない苦労もあったと思うが、それでも年若い役者陣にとって仕事しやすい環境を整えるべく尽力し、最後まで走りきってくれた現場のスタッフさん全員に一視聴者としても感謝してもしきれない思いでいっぱいなのだ。

放送期間は短かかったけどそれでも濃密な半年間。これまで見たことのない新しいアイカツ。新しいことに尻込みすることなく挑戦する姿勢を存分に堪能させて頂きました!改めてアイカツプラネット!とSTARRY PLANET☆の皆に最大級の感謝を!ありがとうアイカツプラネット!

プラネットの本編は終わったけどコンテンツとしてはまだまだ終わらない。秋から始まるWEB番組『ミラーイン☆ラボ』を経て、アイカツシリーズの新たな媒体だったり続編だったり新シリーズだったり。そういうのに繋がっていくことを期待したい。この情勢下でリアルイベント等が困難になり、想定していたよりもメディア露出が限定されただろうSTARRY PLANET☆の面々にとっても、色々な舞台やチャンスが与えられると良いなと。そう思わずにはいられないよ。