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アイカツオンパレード! 第17話 「ゴシック☆ウォーズ」 感想

アイカツオンパレード! 第17話 「ゴシック☆ウォーズ」 感想

アイカツゴシックアイドル勢の夢の共演!

ゴシックアイドル大集結!壮大な劇中劇ゴシックウォーズ勃発!

本編では久しぶりとなる一話丸々使った大掛かりな劇中劇!アイカツの劇中劇回は基本ぶっ飛んだ内容が多くてインパクト抜群だけど、今回も例に漏れず先が読めない展開に加えて濃い面子が入り乱れており、見ていて飽きさせない作りでお腹一杯になる。各シリーズ本編終了後のユリカ様やスミレやリリエンヌ、アリシアに白百合姉妹の今の在り方を改めて確認出来たのも嬉しい。

個人的にアイカツのゴシックアイドル勢揃い的なお話は、オンパレードの制作が決定する前から漠然とこういうのあったら良いなぁと夢見ていたことの一つでもあり、今回のゴシックウォーズはそんな私の妄想を叶えてくれたエピソードの一つだったので感慨深さもひとしお。歴代シリーズでもゴシックアイドル勢が好きというのもやはり大きい。

最終的にはラブミーティアと姫石さあやが主導した映画の撮影であり、らきにとっては自分に仕掛けられた壮大なドッキリ風味のオチだったけど、さあやの思惑の元に世界が融合している本作の世界観なので、恐らく劇中劇という前提はあっても最後に種明かしされるまで実際何が起こっているのか。この先どうなるかというドキドキ感を最後まで味わいながら楽しめました。

個性派揃いで癖の強いゴシックアイドル達の共演ながらも、各個がその持ち味や美しさを損なうことなく、良い塩梅で噛み合うキャラ配置と物語展開で感心もしました。真正面から対峙するユリカとスミレの絡みハッピーエンドを尊ぶリリィ命を自分の力で切り開くアリシア月のプリンセスであることを強く主張する白百合姉妹

それぞれが各シリーズで得た経験や失敗や挫折。そこに起因した人間関係。それら本編での出来事や成長の軌跡を踏まえた上で、オンパレの醍醐味の一つである「その後」の姿がどうなっているのかを見られたことが何よりも印象深い。いわばアイカツゴシックアイドルの総決算とも言うべき内容でもあり、各ゴシックアイドル個別のエピソードとして見ると非常に出来が良く、その意味で満足度は高い回でした。

しかし、一番期待していたゴシック三銃士チェックメイトとしてのライブは見られなかったので、そこだけは唯一残念に感じた回でもありました。これに関してはやっぱりどこかで実現して欲しいなー。このまま流してしまうのはあまりにも勿体無い。姫石さあやさんの台詞を借りると「今はまだその時じゃない」ということで希望は捨てない。

リフレクトムーン、白銀リリィ、藤堂ユリカのゴシックステージ祭り!

ゴシックアイドル集結ということで今回の三ステージもそこに倣って徹底したゴシック攻め!フレンズ組の主要フレンズの中でリフレクトムーンがここまで温存されていたのも今回の為だったと思えたし、ツンドラの歌姫ことリリエンヌも真価を発揮できるのは一番寒い今時期だもんね。ゴシック三銃士の登場からの流れだとチェックメイトとしてライブするとも思ったけど。

満を持しての本格参戦となったユリカ様の永遠の灯が、令和になった今再び地上波で流れたという事実だけでもかなり揺さぶられちゃうんだけど、ユリカ様ほど幼女先輩にも大友にも支持されているシリーズ屈指の人気キャラもそう多くはないだけに、ユリカ様の新規モデルとCGを是非とも見てみたかったという思いは、やはり暫くの間ついてまわりそうだ。

ゴシックアイドルの共演の中に垣間見える精神的内面的な成長

本編でチェックメイトのライブが叶わなかったのは残念だったが、ゴシックウォーズの中で描かれた各キャラの絡み。ゴシックアイドルを象徴する優美な凝った衣装や見応えのあるアクション、作画演出等は目を見張る物があったし、各キャラの持ち味や特性を反映した能力バトルも映像的なインパクト抜群。さくやのダイス、リリィの捕獲バズーカ、アリシアのブリザードなんかは本編を見ていればこそ輝くシーンでもある。かぐやちゃんが乗ってた巨大ラパンちゃんだけはネタにしか見えないけど(笑)

その中でも今回はゴシックアイドル達それぞれの劇中での台詞が特に印象深く、それを見られただけでも私個人としては意義のある回であったとも言えます。月のプリンセスであることを主張するリフレクトムーンは、フレンズ本編における幼女ファンとの経緯があればこそだし、「物語の最後はやっぱりハッピーエンドがいい」というリリィの発言は、彼女の生まれ持った宿命を思えばこそ。

大自然の猛威に運命を翻弄され一度はアイカツと大切なパートナーひびきを諦めたアリシアだから「運命は自ら切り開くもの」という台詞が響く。とまぁ今回は各アイドルそれぞれが本編中の出来事あればこそという立ち居振る舞いを見せてくれたけど、その中でもやはりユリカ様と氷上スミレの関係性と両者の有り様には特別な思い入れがあるだけになお味わい深いものがあった。

ロリゴシックと共に歩むユリカ様とスミレちゃんの軌跡をずっと見てきてるからゴシックウォーズという夢の舞台で藤堂先輩を相手に「真剣勝負をしてみたい」、「あなたを超えてみせます」って面と向かって言い切るスミレちゃんとの共演シーンが最高に突き刺さる。アイカツ108話、166話あたりは代表格だけど、ロリゴシック組が歩んできたアイカツの軌跡、育んできた先輩後輩同士の関係性と繋がり。それらを思うと今回一番感慨深かったのはやはりこのシーンになる。ロリゴシックってやっぱり素敵だな~。

今週のらきちゃん

ラブミーティアとさあや主導による映画撮影は、らきちゃん目線からしてみれば完全にドッキリを仕掛けられたようなものでしたが、ここにきてアイカツシステムを用いた新しいイリュージョンの応用という体の、ともすれば新しい実験を行っていたとも取れるさあやお姉ちゃんの動向はやはり気になるところ。

ラブミーティアと利害が一致したからこその今回のゴシックウォーズでもあったのだろうが、暗躍する姫石さあやさんと結託し、裏で何かやってても全く違和感のないラブミーティアの恐ろしさ、もとい底の知れなさを改めて見た思いでいっぱいです。

しかしあれだ。何かトンデモ展開やってもミライさんが裏で何かやってましたってことにしとけば「それなら仕方ないか」って思えてしまう謎の説得力みたいなものが、自分の中で既に出来上がってしまってるような気がする(笑)