
アイドルプリキュア&ズキューンキッスの公式キュアチューブ爆誕!




これまで深く切り込まずそれこそ割とざっくりした形で留められていたアイドルプリキュアとズキューンキッスの公式キュアチューブチャンネル設立回。結果としてプリルンの無断アップリによって救われるキッカケを得たカッティンとザックリンがいたように、動画による影響力は思いも寄らない形で他に影響を与え得る力を秘めており、そこには功罪入り乱れた複雑な問題も内包している。
カッティンとザックリンも含めてキラキランドの妖精組が事務所の運営に携わり、公式として一手に引き受けることによって、いろいろな意味で影響力を増し知名度も高まってきたプリキュアの皆をより安全且つ円滑に支援出来る体制を構築するのは、今後に向けて大事な部分でもあると思うし、ぼんやりした形ではなく一度しっかりとその部分を描いてくれたのは良かったなと思う。
のみならずキュアチューブの始動と支援体制を協力して作り上げていく過程で、カッティンとザックリンの身に何が起こったのかを一同が共有し、彼らが抱えていた罪悪感も吐き出させた上で、気持ちも新たに新たなことに取り組むことで一体感や連帯感を生み出しながら過去ではなく未来を見据えて前進していることを感じられたことも嬉しいところである。
その中でも発展途上で新規事業の立ち上げみたいなところもあるので、最初から何から何まで上手く回るわけではなく、うたや妖精ズが動画内に意図せずして映り込み身バレする危険に晒されたり、そこから転じてガチ恋とはまた違う意味で動画を見た宇釣木くんから好意を向けられたりと積極的に広くアピールすることによる弊害みたいなものも織り込んでいたのが印象的でした。
総じてコメディ色の強い回だったかもしれませんが、カッティンとザックリンを迎え入れた新体制の構築。彼らと共にひたすら夢中になれる楽しいことに邁進する時間が、とても充実していて同じ疲労を感じるのでもチョッキリ団時代と違い、それを含めて仲間と共有している感じが出ていたのが微笑ましいし、最初は謎めいたお姉さん感のあったズキューンキッスも、その姿の時に徐々に素の反応を見せてくれるようになったのも感慨深いものがある。
アイドルプリキュアと出会い影響を受けたのはファンだけではなく彼女らと関わりの深い妖精の皆も同じこと。その変化や影響を与え合うことで心が充実し満たされていく喜び。“キミ”とアイドルが織りなす空間がもたらしたものを感じられる夏の一幕でありました。










ファンレターではなくラブレターを貰った当人のうたは元より、それを目の当たりにして盛り上がる。年相応な少女らしい反応を見せてくれたななとこころのはしゃぎようにも目を奪われる。まぁガチ恋展開をやるには突発的な登場ですし、差出人である宇釣木くんの名前からして勘違いオチや直ぐに他の対象に目移りする様は想像できたでしょうが。こういう乙女チックな反応もまた良いものである。
アイドルを題材として扱っている以上はアイドルと恋愛みたいなテーマも避けて通れないところはあるのかもしれませんが、うたにとって本格的にそれを描くのだとしたら対象はカイトさん以外を置いて他にはいないと思うので。あるとして今後どこまで踏み込むか。それともそこは深く切り込まずに今回みたいな感じで流すのかは未知数ですが、もしあるとすればそれはそれでどのような感じになるのか楽しみでもあるので。




初登場時は本当に幻想的な雰囲気を纏い謎めいた存在として鮮烈なデビューを果たしたズキューンキッスの二人。特にプリルンは当初記憶を失っていたから余計に本来の姿とのギャップが生じていた側面もあると思う。ただデビューからある程度の時間が経過し、皆の中に溶け込んできたのもあってか変身時にも当初のイメージとは違った素の反応が見受けられるようになってきた感じはある。
これはこれで親しみやすさがあって新たなファン層を取り込む可能性もあるのかもしれません。新たに披露されたアイキャッチ部分でもそうでしたが、美しさと可愛らしさを兼ねそな筒、そのギャップが魅力的なズキューンキッスの人気は、まだまだ天井知らずで上がり続けることになるのかもしれない。まさに秘められたポテンシャルは無限大。