
プリティーシリーズにまた一組感情を強烈に揺さぶるデュオが誕生した瞬間!




これぞケンカップルの真骨頂と言いますか。まさに雨降って地固まる。喧嘩するほど仲が良いを地で行くじゅりあとえるのデュオ結成に至るまでの経緯は、想像していた以上に双方が互いに向ける感情の重さを感じられるものであり、それぞれがデュオを組みたいと思っているのに素直に言い出せず、些細な行き違いから関係性がこじれて感情がもつれ合ってしまいましたが、そのもどかしさすら心地よさを感じてしまうものでした。
今の自分の根幹を成す部分に互いの存在が深く関わり合っていて、特別な感情や気持ちを長きに渡って胸の内に蓄積させ続けているのに、当人同士が目の前にその対象がいることに気づけず、互いの大切なものを感情を暴発させてしまう様も愛おしさのようなものが込み上げてくる。
片や自分の辛い時期を支える大切な歌をくれた特別な相手。片や自作小説の主人公のモデルにしてしまう程に憧れの気持ちを抱く特別な相手。それを互いが自覚しあったことで、これまで蓄積されていた気持ちが最大限に高まって迸り、互いに抱いていたわだかまりとか勘違いが一気に解けて強固な結びつきを得る。この開放感と爽快感があったのも今までの焦れったさあればこそのものですよね。
じゅりあとえるの関係性にしても当初はじゅりあの方が感情的になる部分を担い、えるの方が理知的にそれを宥めつつ操縦していくような感じになるかと思いきや、いざその時が来てみれば二人の在り方は想像の真逆を行くもので。半ば癇癪を起こしたように溜め込んでいた積年の思いを爆発させたえるの感情的な訴えも響いたし、それを真正面から受け止めるじゅりあの頼もしさたるや。本当に素敵なものがあった。
自分にとっての恩人、憧れの人が自分のことを特別な存在と認識しているという素直な気持ちが伝われば、もう二人を阻むものなどなく、これまで微妙なラインですれ違っていたところが直で結びつくようになるのもあって、いきなり性格や態度が激変するまではいかないのだけど、それでも満更でもない様子で隣に並び立つようになり特別な感じを醸し出すじゅえるの新たな距離感が堪らなかったのです。
事実は小説より奇なりではないけれど、えるが憧れの人をモデルにした小説でそう願ったように。じゅりあが自分を慕う相手からのデュオのお誘いを断ってまで合わないと思っていたえるとのデュオ関係を願ったように。心のなかで焦がれ続けていた相手と自分の素直な思いを伝え合って結びつき、ラブジュリエルの結成が叶って一視聴者としても感無量なものがありました。
やはりニ年目追加キャラの感情は重くてなんぼ!ではないんだけど、シリーズ歴代の名デュオコンビと比しても決して劣ることのないラブジュリエルのポテンシャルの高さ。それを改めて突きつけられたような濃度と湿度の高い回でした。喧嘩しつつも仲睦まじいじゅりあとえるの一歩踏み込んだ新たなやり取りを今後も見せてもらえたらありがたい。デュオ結成おめでとう!






じゅりあとえるの二人で結成した新たなデュオ、ラブジュリエルの新曲とライブパートも早速初お披露目!新曲のタイトル『ときめきグラビティ』に二人の関係性や長年の思いが端的に、且つ大胆に込められているのが伝わってきてそれだけでも高まる。二人にとって特別な意味を持つ「ときめき」というワードに加えて、今回描かれた相手に対する思い入れの深さと感情の重さをまざまざと見せつけられた直後とあっては尚更にね?
ときめきグラビティの歌詞もじゅりあとえるの積年の思いを、パートナーのみならず応援してくれているプリトモ全員に対し赤裸々にぶつけるようなワードで溢れていて、あらゆる意味で二人が積もりに積もった感情を開放して爆発させるようなライブだったのではないかと思う。本当に褒め言葉としてこの重さと感情の迸りを感じられる新曲が心地良いし、いっそ清々しいよ!










意図せずじゅりあの大切にしているものを踏みにじってしまい、怒ったじゅりあを慌てて追いかけて縋るように本心を打ち明けて迫るえるの必死さと切実さが色々な意味で突き刺さる。今まで塩対応だったえるにそれでも積極的に絡んでいたじゅりあの構図が一転、追われる者が追う者になって向き合ってもらおうと必死になる姿も良いものだと改めて思えたのです。
しかし、色々な思いが交錯したじゅりあとえるの本心を曝け出すシーンでしたが、中でも本人をモデルにしたナマモノ小説を書いていることを赤裸々に打ち明ける我らが六堂えるのじゅりあに対する愛の深さが重い。これ五十嵐じゅりあさんが器の大きいスパダリ系のコミュ強だから全てを受け容れられるのであって、普通の人にこの感じを出してしまうと下手したら離れかねないので、やっぱり普通の人は素直に気持ちを伝えることが肝要なのだろう。
あくまでこれはお互いのことが大好きすぎるじゅえる、改めラブジュリエルの二人だから成立する激重感情の伝達ということを当人たちも視聴者である我々も肝に銘じなければならない。ともあれ長年に渡って蓄積されていた憧れの人への感情を、これでもかというくらいの形で突きつけることが出来たので。これからもケンカップルな二人のやり取りに期待しながら見守っていきたい。アロマゲドンやリングマリィに匹敵するポテンシャルを感じずにはいられない!