
あの日、夢見た最高の舞台で互いの強い思いを伝え合う!




多くの友達やプリトモに応援してもらえるようになった。多くのライバルや仲間と切磋琢磨し刺激を与え合いながらここまでやってきた。アイプリとして活動する中で沢山の人と関わりを持つに至った今のひまりとみつきが、アイプリとして一番思いを届けたいと思った相手は、幼き日にアイプリのステージに憧れ共にデビューする約束を交わした一番大切な友達。
そんな互いの原点に関わる二人が、最高の舞台で競い合い思いを伝え合うことが出来ている事実。それが現実のものとなっているだけでも感慨深いものがあるし、それをもって奇跡のような光景と言っても過言ではないかもしれないが、二人の過去を回想しながら今の心境と重ね、二人が互いのことをどう思っているのか。あの頃からどのような成長を遂げたのか。
大一番のライブに臨むに当たって、それがより鮮烈に浮かび上がる構成になっていたのもあって、ひまりとみつきの感情がより強く印象付けられたし、互いに励まし合い支え合うことで勇気を出して初めの一歩を踏み出していた二人が、今はそれぞれ別個に動き自分の強い意思によってステージへ歩みを進めている。互いを大切に思う気持ちは変わらないが、アイプリとしての心構えとライブへの向き合い方の中に、二人の確かな成長を感じずにはいられないのです。
始まりを同じくするひまりとみつきの二人が、互いに対する強い感謝と大好きだという気持ちをダイレクトにぶつけ合う。そこにあるのは技量の比較とか優劣などではなく、勝ち負け以上にただただアイプリに対して懸ける情熱と感謝の気持ちのみ。自分たちを充足させて幸せな気持ちにしてくれる素敵な場所。共に打ち込み同じ目線で互いのことをずっと見てきた二人だからこそ同等の熱量がそこにはある。
故にと言ったら語弊があるかもしれないが、それでも二人が引き分けて共にスターアイプリの頂へ至るのは、ある意味で必然だったと言えるのだろう。このグランプリで問われていたのは、どれだけアイプリに対する思い入れがあって、自分の気持ちを如何にして表現するのか。アイプリによって自分がどう変わったのか。その気持ちや姿勢。在り方を示す舞台でもあったのだから。
ひみつのアイプリという作品名が示すように、ひまりとみつきがアイプリに懸けてきた思い。アイプリによって生じた変化と成長を端的に描きつつ、つむぎも加えたシークレットフレンズとしての締めの流れは、まさに集大成とも言うべき今回の内容に相応しいものでした。仮にニ年目がなくこれが最終回だったとしても違和感のない収まり方をしてただけに余計にそう思ってしまうのかもしれませんね。
ともあれひまりとみつきの真剣勝負。ひみつの三人にとってのアイプリへの思い入れ。アイプリとして活動することで何を得てどう変わったのか。それらを描いた上でニ年目に向けて導入部を示唆して締めは非常に収まりが良く、後顧の憂いなく新しい物語へ入るための弾みをつけてくれるものでした。まだまだ終わらないひまりとみつきの物語。
新たな期待と希望を胸に抱き進んだ先にあるものは一体どんなものなのか。まだ見ぬアイプリ達との出会いが、ひまり達やアイプリバースにもたらす影響は如何なるものになるのか。すぐそこまで来ているアイプリ新時代の幕開け。ニ年目のリング編がますます楽しみになる。そんな一年目のラストエピソードでした。








物語開始当初の一年前は緊張しいで親友みつきがいないと何事においても足踏みし、自分の気持ちを上手く伝える事ができなかったひまりですが、この一年の間で人としてもアイプリとしても大きく成長した今の彼女は、緊張を解きほぐしてくれるみつきの「ひみつのおまじない」を、自らおねだりしてしまう程の強かさを身に着けてしまったのである。
いや、我らがひまりさんもここまでやるようになったのかと感慨もひとしおというものです。みつきに支えられ導かれるように他者との繋がりを持つ形が常だった以前のひまりとは異なり、今は自分の気持ちをダイレクトに発信して皆を牽引するような姿も見せ始めてくれている。そんな彼女がこれから新しく出会う後輩たちに対し、どのように接していくことになるのか。
ニ年生となり学年でもアイプリとしても先輩になるひまりが、どんな関わり方をしていくことになるのか。そんなひまりの変化した部分にも注目しながら今後の成り行きを見守っていけたら良いな。




出会いもあれば別れもある。ということで今までひまり達を導き、スターアイプリとしてアイプリバース全体も含めて牽引役を務めてくれていたカルテットスターの四人が、新学期を前に留学して物語から一時的にフェードアウトしてしまうことは、やはり物悲しいものがある。なんだかんだで存在感抜群で賑やかし要員としての役割を担っていた部分もあったと思うので寂しい。
そんな彼女らも留学先で一回りも二回りも大きくなって帰ってくることは容易に想像が付きますし、ひまり達が苦境に立たされていたり進むべき道に迷った時に、颯爽と駆けつけて檄を飛ばしてくれる姿がありありと妄想出来てしまうのだが、リング編において一時的に物語の軸から外れる彼女らが、どんな役割を担ってくれるのか。それにも期待したいところです。






そんなカルテットスターの四人と入れ替わりというわけではないのですが、新時代を担う次代のアイプリ達の存在も顔見せ程度ではありますが仄めかされており、期待とワクワクが止まらないのです。いずれも当代を担ってきた主要なアイプリ達に負けず劣らずの個性派揃いになりそうですし、そんな彼女らが巻き起こす旋風を受けてひまり達がどのような関係性を築いていくことになるのか。楽しみは尽きない。