着実に縮まっていくアリスとイブの距離感！
惹かれ合う太陽と月！アリスとイブの交流が深まることで動き出す物語
シーズン３の序盤からメルティックの三人が出入りしてはいたものの、断片的な情報の開示に留まり未だ全容が掴みきれないカガヤキ・コーポレーションの内情が明るみに出始めたのと同時に、これまで要所で登場しながらも未だ謎めいた部分も多いイブやルルナの足跡や今のライフワーク、普段のボケボケぶりとは異なる社長としての顔や、年相応の少女としての内面も垣間見えてきました。
惹かれ合う運命にある者同士の接近接触は、たとえ誰が何を思いどんな介入をしようと妨害することなど叶わず、相変わらずの喧嘩ップルぶりを発揮するあんえもの二人と同様に、当人たちが知らぬところで運命の再会を果たしているアリスとイブの交流の深まりを止めることなど誰にも出来ないのである。いち早く二人の類似性を見抜くめるめるの直感は流石なのです。
まるで運命に導かれるかのようにイブの視線が自然とアリスの方を向いてしまっていますが、アリスがキラッツ、メルティックスター、リングマリィの面々と触れ合い交流を重ねて、その中でプリチャンとプリチャンアイドルの魅力や素晴らしさに惹かれたように、今度はプリチャンアイドルとなったアリスのライブを直に目の当たりにすることで、イブの変化と世界の広がりに繋がっていくんだなぁ。
見ている人に笑顔や元気を与えること。これは多くのプリチャンアイドルの本懐だと思いますが、時に見てくれる人の人生や生き方に大きな影響を与えることも、また動画配信を題材としたプリチャンの本懐であると思います。これまでは身内であるルルナや社員との限られたコミュニティの中で培われたイブの世界や価値観。それがプリチャンやそれを通じて出会った人たちとの出会いによって今大きな変革の時を迎えている。
桃山みらいたちを始めとする多くの主要キャラがそうであったように。シーズン３後半のキーパーソンとなるであろうイブの物語が大きく動き出すのも、やはりプリチャンとそれに携わるアイドル達への憧憬の気持ちが鍵となっていく。後半の物語の始動にあたる今回の話の中で、イブの物語の起点となる為のプリチャンとプリチャンアイドルへの接触という点で大きな意味を持つ回でした。
アリスとイブの交流が深まるほど、イブがプリチャンへの思いを膨らませる程に、ルルナの心労は増していきそうですが、イブがそれらと関わることをそれとなく妨害し、遠ざけようとしているルルナの思惑を乗り越え、プリチャンアイドルとしてデビューすることが出来るのか。更に加速していくシーズン３後半の物語。これから先がどうなっていくのかますます楽しみになる導入話だった！
マスコットの偉い人ルルナの心労は増すばかり
アリスとソルルの動きが本格化してから怒っているイメージがより強くなってしまった感のある我らがルルナさん。今回もまぁ基本的にはおこルルナであることの方が多かったけど、これほどまでにイブがアリスと深く関わるのをよく思っていないこと。ソルルを毛嫌いしていることの理由は、やはり彼女の過去に何があったのかを知らなければ理解しようもない。
それだけにイブだけでなくルルナの過去描写も今後楽しみなことの一つであることは間違いないのです。前にも言ったことあったけど基本的には面倒見も良くて優しい子だとは思うのよね。マスコットのそこそこ偉い人としてキラッチュ達の面倒も何だかんだ見てくれてましたし。でも、最近はぐぬぬルルナやおこルルナを見るのが楽しくなってきた自分がいるのもまた事実なのです。なんか妙に癖になる魅力あるのよね。
新OPのルミナンスプリンセスと新EDのシーズン３後半を更に盛り上げる！
やっぱり年間放送作品における節目の主題歌変更は盛り上がりますな。イブやルルナがライブをやるのも楽しみだし、何よりおしゃま＆ひかりちゃん、特におしゃまの二人がプリチャンアイドルとしてデビューすることがほぼほぼ確定したと言ってもいいカットが出てきて個人的には感無量ですよ。いや、おしゃまのカット本当に格好いいし最後の集合カットの中にもいるあたり、これはもう確定でしょ。頼むよ！
EDに関してはシーズン３を締めくるるに相応しい。ともすれば卒業ソングのようにも聞こえてしまって寂しさのようなものすら感じてしまう。まぁ来春以降の展開も昨日情報が出たので、まだその心配は…という感じになれたことが幸いなのですが。各チームの日常を切り取ったカットの一つ一つが珠玉の光景で見ているだけで幸せになれるし、楽曲の出来も凄い好みでこれから毎週これを聞けるのが嬉しい。
あとは現時点でOPとEDに出ていない虹ノ咲さんとだいあちゃんがどこで出てくるかも気になりますね。白鳥アンジュや七星あいらもそうなんですが、確かな実力者でもある彼女たちが今後どのタイミングで再登場し、物語にどこまで関わってくるのか。OPとEDに追加されることはあるのかも含めて、これからの状況の推移を見守っていきたい。
