密やかに伸びやかに

アニメ、PCゲーム、PC関連のニッチな備忘録

キラッとプリ☆チャン 第106話 「かがやけ!レインボープリンセスカップだッチュ!」 感想

キラッとプリ☆チャン 第106話 「かがやけ!レインボープリンセスカップだッチュ!」 感想

アイドルマスコット・キラッチュの願いが大きな力になる!

アイドルとマスコットが共に生み出す力!キラッチュの純粋な願い!

プリチャンアイドルとマスコットが共に創り上げる世界観!イルミナージュクイーンの座を巡るプリンセスカップ第一弾は、当然のようにキラッツとメルティックの一騎打ち。新曲の有無とか先攻後攻の法則等のメタ的な要素は置いておくとして、両者の命運を分けた差はマスコットが真にチームの一員となり、マスコットのアイドルを応援する気持ちが後押しする原動力となったか否かにあったのではないかと思う。

勿論メルティックを導くメルパンも、メルティックスターの成功を誰よりも願っているが、今回に関してはライバルであるキラッツへの対抗心もあり、純粋にチームのことだけを考えて、その一助となることに徹しきることが出来なかったように映る。反面キラッチュは予選からキラッツの三人と共に力を合わせて頑張り、心を重ね合わせたことで、ご主人様の成功をより純粋かつ一心に願うことが出来たのではないだろうか。

その純粋な願いが生み出した力は、キラッチュ自身にとっても大きな力をもたらし、応援していたキラッツにとっても後押しとなる大きな力として作用していました。イルミナージュクイーンを巡るプリンセスカップにおいて、何故全てのチームにアイドルをサポートし導く存在としてのマスコットが割り当てられるようになったのか。その一因がここにあるのではないかと思うわけです。

プリチャンアイドルだけでなく、新たにチームの一員として加わったマスコットと共に創り上げる奇跡の空間。それを生み出す原動力を与えてくれる要因は何なのか。プリンセスカップにおけるマスコットの位置付けと、彼女らの願いや思いがプリチャンアイドルのそれと重なり一つとなった時に、どれだけ大きな力になりより高みへ至る推進力となるのか。それを端的に示していた第一回大会であった気がする。

キラッチュとメルパンのマスコットらしい愛くるしい可愛さも光っていたし、アイドルマスコットとして擬人化されたキラッチュの可愛さもプリチャンアイドル達に引けを取らないもので最高でありました。キラッツへの対抗心とライバル心でバリバリ意識していることを窺わせながらも、真意を掴ませないあんなの思惑も上手い具合に絡めていて、今後の展開への期待も高められてしまう。

物語はここで一旦休止になってしまうけど、マスコットがもたらしたプリチャンの新たな可能性を目の当たりにしたことで、この先を楽しみに待つ為の勇気と力を分けてもらったよ。キラッチュも可愛いしメルパンのアイドルマスコット姿も早く見たいし、このままやられたままでは絶対に終わらないメルティックの逆襲にも期待しているので、一日でも早く再開される日が訪れる日を渇望しながら日々を頑張って生きていこうと思います。

キラッチュがもたらす新境地!イルミナージュライブの演出が豪華で素敵!

これぞシーズン3の新境地。アイドルマスコットになったキラッチュが導く追加ステージのイルミナージュライブは、尺も長めだしアトラクションやパレード感を出しながら、マスコットがアイドルたちと一緒になって創り出しているものになっている。これこそがマスコットが加わったプリンセスカップの本懐と言わんばかりの素敵なステージ演出として仕上がっていて堪らない。

ダイヤモンドコーデの時もCGのクオリティ半端ないと思ったけど、イルミナージュコーデのCGも凄まじいクオリティの高さで、自然止が引き寄せられ魅入ってしまう。今回はチーム単位での召喚だし画的な派手さや見栄えの良さもより洗練されて映る。キラッチュがみらい達を導くところなんかは、アイドルタイムプリパラエスコートに通じるものがあったかもしれない。

桃山みらいを強く意識している赤城あんなの真意や如何に…

シーズン3に入ってからのあんなの棘のある態度は気になるところですが、今回はライバルとして見ているキラッツの中でも、特に桃山みらいを強く意識していると取れるシーンが散見しており、これまでの萌黄えもとのカップリング関係、もといライバル関係とは一風違った様相を呈してきている感じがするのは印象に残るところである。

今までも面識がなかった訳じゃないし、全く交流がないわけでもないんだけど、それもえもやさらの存在を通しての間接的な繋がりの意味合いが強く、みらいとあんなが一対一の関係として互いを意識するシーンは殆どなかったと言ってもいい。だからこそ今回の描写は印象深いところですし、あんながみらいに向ける感情はどういったものなのかが非常に気になる。

個人的にはやはり前回も書いたように、ダイヤモンドコーデを手にし、ダイヤモンドアイドルの座を掴み取った桃山みらいというプリチャンアイドルに対し、あんななりに思うところがあるんじゃないかな~と見ているのだが、あんなの真意や如何にといったところなのです。それとは別にイブとの繋がりで何かを成し遂げなければならないと考えている可能性も大いにありそうですが。

ともあれ赤城あんなの対応の変化は、これまでのキラッツとメルティックの在り方にも一石を投じるものですし、マスコットとは別に両者の関係性や関わり方が変化し、今まで見られなかった新しい光景を見せてくれるのなら、それはそれで楽しみなものになる。ここから暫く時間が空くけど、あんなちゃんの真意がどこにあるのに思いを馳せ妄想を繰り広げながら再開の日を待ちたいと思う。

マスコットの本領発揮!キラッチュとメルパンが本当に可愛い

プリティーマスコット形態のキラッチュとメルパンは、マスコット本来の愛くるしさに溢れる可愛さで満ち溢れているし、コミカルな言動を交えた各キャラとの交流は微笑ましく和みをもたらしてくれる。幼女先輩の受けも良さそうだ。擬人化したキラッチュの可愛さは…思っていた以上のものでズルいね。反則です。

 こんなのメルパンも早く大きくなってくれと思うし、ここでお預けなんて無慈悲ってレベルじゃない仕打ち。それでも可愛いマスコットに癒やされながら続きを待っています。