れいくんのジェントルマンっぷりが夢の中でも光る！
普段から物腰やわらかく誰に対しても紳士な対応が際立つれいくんですが、現実世界だけでは留まらず夢の中での心象風景からして心からのジェントルマンであることを改めて思い知らされるのです。自分が目立とうとか格好つけようとしての言動ではなく、仲間たちやパートナーの朝陽のことを大切に思い、彼らをより良い方へ導こうとする自然体の姿が何よりも格好良く映るのである。
朝陽とゆめの関係性や進展にしても、決して無理強いしたり事を急くようなことをしたりはしない。一年目からそうでしたが、朝陽の心身の成長を見守りながらも彼を優しさと気概に満ちた真の紳士へと導くべく、時に助言を送ったり、時にさり気ないアシストをしながら徐々にジェントルマンとしての在り方を時間をかけて浸透させている。
夢の中でピンチに陥った状況も相まってのことだけど、ゆめを助けようと咄嗟にお姫様抱っこするという朝陽の思い切った行動は、れいくんの教育の賜物というか成果が遺憾なく発揮された瞬間ということも出来るんじゃないかなと。一年目のバレンタイン回の時の女装もそうだったんだけど、ここぞのところで自分よりも大切なゆめの為に大胆な行動を取れる気質は、朝陽の元々の性格に加えて良い意味でれいくんの影響が出ているところではないかと感じる次第です。
ときわとねね、まいらとぺこっちに続いて朝陽とれいくんコンビの夢が侵食されるという物語全体の流れを踏襲しつつ、朝陽とれいくんのパートナーとしての絆を感じさせてくれた回でもあったし、男の子は常に紳士たれというれいくんの教え。要所要所で朝陽に対して説いてきた彼のジェントルマンとしての在りようが良い方向に作用し、幼馴染の関係性を少しずつ進展させてくれていて素敵でした。
予想以上に朝陽とゆめの関係性がフィーチャーされた回でもあったし、少しずつ変化の兆しを見せ始めている朝陽とゆめの幼馴染関係にしても、ジェントルマンのれいくんの影響あってのことなのだと。彼の存在の大きさを実感させられる回でした。今回の一番の功労者は間違いなくれいくんだったよ。
ここまで朝ゆめ要素に満ち溢れる回に導いていくれたれいくんの活躍は言うに及ばず。二人で鳴らすといつまでも仲良しでいられるというアムールのクロシェにしても、二人じゃなくて皆で鳴らそうと提案するあたり、大切な仲間を思い遣るれいくんのジェントルマンとしての気質が浸透しているのを感じられて嬉しかったのです。やっぱり朝陽とゆめの関係性はミュークルドリーミーの柱なんだなぁ。
思っていた以上に朝ゆめの関係性がピックアップされていて嬉しい。ここぞの場面で男らしさを見せてくれた朝陽の格好良さに思わずときめくゆめは可愛いし、それを朝陽だけでなくゆめの方も明確に意識している描写がなされたことにもニマニマしてしまう。プリンスの座を奪いかねないときわちゃんやアッキーの立ち回りも途中であったからこそ、最終的にしっかりと役割を果たした朝陽の活躍も際立つというものだ。
ここから朝ゆめの関係がどのように変化し進展していくのか。一視聴者としてれいくんのように温かな眼差しを向けながらも見守っていきたい。
