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アイカツプラネット! 第3話 「ドレスに胸キュン」 感想

アイカツプラネット! 第3話 「ドレスに胸キュン」 感想

ドレスとドレシアの力がアイドルの魅力を最大限に引き出す!

きらびやかなドレスはアイドルの華!デザイナー糸井紗良との出会い!

ドレスチェンジに必要な新しいドレス作りの過程で、アイカツプラネット独自の要素や世界観の掘り下げも行われていた今回のお話。歴代作では当然アニメ作画によるドレスの見せ方が常でしたが、こと衣装に纏わる部分は実写パートの味が活かせるところで、私のような大友はともかく本来の視聴対象である女児先輩にとって、リアル感だったり訴求力がより増している部分なのかなと感じます。

プリリズ時代の初期にやっていた実写ミニコーナーとかもそうだったけど、実際に身近に存在する衣類などは現実感を伴って映る部分でね。アイドルになることで今までとは違う自分になるという側面とは別に、いつもより少し背伸びしたオシャレな格好をすることで生じる変化という意味で、今とは違うなりたい自分になるという一つのアプローチを試みている面もあるんじゃないかな。

デザイナーの紗良も冗談めかしたるり評とは裏腹に、クリエイティブに携わる人特有の気難しさとか一切感じさせず、まだまだ素人の舞桜に真剣に向き合ってくれて、よりよりドレスを作り上げる為に情熱を注ぐデザイナーの矜持を感じさせるキャラ性を見せてくれて嬉しいし安心する。今のところ嫌味な人とか一切いないし実写になってもアイカツワールド特有の空気感は健在というのを、この辺りからも感じるところです。

今までは突発的代役だったり初めてのモデルの仕事だったりで自分のことにいっぱいいっぱいの舞桜でしたが、初めてのドレス作りに携わる過程で人から見られることを意識し、また自分の魅力を見ている人にどのようにして見せるのかを意識し始めていて、プロのデザイナーの仕事を学ぶのと同時にアイドルとして大切なことを学ぶ話にもなっていました。王道だがこれもまた大切な一歩なのです。

一つ一つの出来事や体験から大事なことを学び取り、その中で出会った人たちとの交流を経てどんどん広がっていく舞桜の世界。そして変わっていく景色。やっぱりストーリーラインやコンセプトは王道を征くところで、実写が入ってもアイカツしてるなぁというのが伝わってくる内容でした。

どうしても実写パートとアニメパートで流れが切れるので、一気に新キャラ投入とかは難しいし話のペースも緩やか気味なところはあるかもしれないけどね。それでも私は少しずつ順応してきたし何だかんだ楽しんでますわ!

スマートキュウビの力を借りたハナの新作ドレス

前回のルリのグロッシールビーのドレスをシンプルで控え目に感じたと言ったけど、今更ながらにこれドレシアのレアリティ差を表現してるところでもあったんですなぁ。最初に手に入れたオーロラペガサスが、いきなりプレミアムレアだったので基準が上がってたけど、今回のスマートキュウビでもレアなんだもんね。そりゃ差も生じるというものだ。

でも、今回はアイカツ主人公にとってマストアイテムとも言えるリボンをあしらった象徴的なドレシでもあり、初めてドレス作りに関わったという意味でも思い入れが深く印象深いドレスとして刻まれそうです。中の人補正で見てもアイカツ御三家の一角ころあずちゃんなのでやっぱり強いんだわ。あおい姐さんともゆず先輩ともカレンさんとも違う新たな魅力を見せつけて欲しい!

やっぱりアイカツ主人公には必須のリボンは外せない

歴代主人公を象徴するアイテムの一つであり、シリーズ間を繋ぐ重要なアイテムでもあるリボンは本作プラネットでも健在であった。オンパレードの最終回でも最高に尊くエモいシーンを生み出すのに一役買った象徴的な物でもあるので、ここは絶対に外せないところでもあったのだろう。本当に今更だけど普段の舞桜もちゃんとリボンを身に着けていますし。こういうところからもやっぱり主人公に連なる存在というのを感じるのだ。